StarterPlayerScriptsとStarterCharacterScripts
StarterPlayerScriptsとStarterCharacterScriptsを利用すると起動時や、プレイヤースポーン時にプレイヤーに対してスクリプトを配置することができる
StarterPlayerScripts
StarterPlayer配下に位置するコンテナオブジェクト。LocalScriptやその他のオブジェクトを配置するとゲーム開始時に一度だけPlayerScripts配下にコピーされる。何かしらの特別な演出をクライアントで実行したい場合はそれ用のLocalScriptをStarterPlayerScriptsに配置すると良い。
このオブジェクトにLocalScriptを配置することで、プレイヤーの操作のために追加の入力を行ったり、入力を制限したりすることに利用できる。
ゲームがスタートした場合、Robloxはカメラとプレイヤーの操作のために、デフォルトのコントロール用スクリプトを配置する。これらの操作方法を上書きして独自のものに書き換えたい場合、指定の名前のLocalScriptをStarterPlayerScriptsに配置することで実現できる。カメラの挙動を上書きしたい場合は”CameraScript”、プレイヤーの操作を上書きしたい場合は”ControlScript”を利用する。仮にCameraScriptの名称で空のLocalScriptを配置した場合、カメラは初期位置に固定され全く動かなくなる。
StarterCharacterScripts
StarterPlayer配下に位置するコンテナオブジェクト。ここに配置したスクリプトはプレイヤーのキャラクターの配下に配置される。PlayerScripts配下のスクリプトとは違い、プレイヤーがリスポーンした場合にスクリプトの状態は保持されない。つまりプレイヤーがリスポーンするたびに古いスクリプトが破棄され、新しいものが生成される。
ここに配置するオブジェクトはStarterPlayerScriptと同様に特殊な名前のスクリプトを配置することで特定の機能の挙動を上書きすることができる。具体的には”Animate”、”Sound”、”Helth”である。
関連
https://developer.roblox.com/en-us/api-reference/class/StarterPlayerScripts
https://developer.roblox.com/en-us/api-reference/class/StarterCharacterScripts